研修会・見学会・報告会

一般社団法人日本医療福祉設備協会 研修会のご案内
テーマ:「BCP再考-熊本地震から平成30年自然災害を振り返る-」

 現在当協会が発行している「病院設備設計ガイドライン(BCP編)」は、2011年に発生した東日本大震災の教訓を踏まえて作成したものです。 その後、平成28年の熊本地震、今年平成30年に発生した7月豪雨、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震と続き、病院BCPを考える上で新たな検討課題が浮き彫りになってきました。
ブラックアウト現象による長時間停電への対応、東日本大震災の時にも指摘はされていましたが、自家発電設備の点検方法・燃料備蓄量の問題、水害に対しての対応策などが挙げられています。
そこで今回の研修会では、下記の事をテーマに関係各方面の方々からそれぞれ御講演をしていただきます。

・宮城県沖地震から北海道胆振東部地震までどのような被害が発生し、何が問題になり、法規制などがどのように変わってきたか。
また「日本医療福祉建築協会」と合同の平成30年自然災害の調査の中間報告
・平成30年度7月豪雨の被災状況、その後の行政等の動き、BCPの考え方など
・長期停電に備えて、電源系統の考え方、供給想定負荷などの明確化など
・自家発電設備の被災事例、運転・保守の重要性、負荷運転の必要性など
・医療ガス設備の被災事例、地震対策、災害時のネットワークなど
・水の確保の観点から、被災事例、水槽回りの耐震対策、既存水槽の耐震補強・容量アップ
・災害時の院内の上下階移動の手段のエレべーターの被災状況、耐震対策、災害時の保守体制など

皆さまにとって、今一度病院BCPの在り方を見直し、整理する上で又とない機会です。病院の整備計画や管理運営に携わる方々、設計事務所、企業やメーカーの方々の多数のご参加をお待ちしております。

・認定ホスピタルエンジニア(CHE)更新点 15ポイント取得
・(公社)日本医業経営コンサルタント協会 継続研修履修認定6時間


日時
2019年7月26日(金) 9:55~17:00
会場
日中友好会館 地下1階大ホール
東京都文京区後楽1丁目5番3号
交通アクセスは「日中友好会館」のホームページをご覧ください。
テーマ
「BCP再考-熊本地震から平成30年自然災害を振り返る-」 
定員
150名
参加費
協会会員 9,000円(税込)
非協会員 14,000円(税込)
参加費は、事前に指定銀行にお振込みいただきます。
なお、一度ご入金いただいた参加費は、ご返金できませんので、ご了承願います。
申し込み開始日
 2019年5月 20日(月) 13時より
交通の便
JR、東西線、有楽町線、南北線「飯田橋」駅より徒歩約7分
都営大江戸線「飯田橋」駅 C3出口より徒歩約3分
丸の内線「後楽園」駅、都営三田線「水道橋」駅より徒歩役10分
プログラム
時間 項目 講師等
9:55~
10:00
5 主催者挨拶 一般社団法人 日本医療福祉設備協会
企画委員長
10:00~
11:00
60 今までの自然災害の教訓 (株)長大 
まちづくり事業部
顧問(医療福祉担当)
鈴村 明文
質疑応答(5分)
11:00
12:00
60 水害に備える–医療施設における水害対策の最新動向– 鹿島建設(株)
建築設計本部設備統括グル-プ
グループリーダー
小林 直樹
質疑応答(5分)
昼食
12:50
13:50
60 停電への対応について–電気系統の考え方、供給想定負荷などへの配慮– (株)日建設計
エンジニアリング部門設備設計部 アソシエイト
川合 満男
質疑応答(5分)
13:50~
14:35
45 自家発電設備の運転・保守管理 ヤンマーエネルギーシステム(株)
取締役 カスタマーサポート部 部長
金森 昌弘
質疑応答(5分)
休憩
14:45~
15:30
45 医療ガス設備の災害対策 エア・ウオーター防災(株)
医療事業本部 技術総括部 技術部
高山 勝也
質疑応答(5分)
15:30~
16:15
45 水槽回りの災害対策 積水アクアシステム(株)
タンクシステム事業部
開発企画グループ
佐々 愛子
質疑応答(5分)
16:15~
17:00
45 エレべーターの地震対策–エレベーター設備の地震対策と地震遭遇時の対応– 一般社団法人日本エレべーター協会 事務局長
大坪 隆
質疑応答(5分)

*敬称略、タイトル・講師・時間は変更されることがあります。


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