2022/04/18
設備協会、紹介したいこの人② 第51回日本医療福祉設備学会 高階雅紀学会長
第51回日本医療福祉設備学会は2022年10月27日(木)28日(金)に東京ビッグサイトで開催予定です。学会長である高階雅紀さんは、大阪大学医学部附属病院に勤務する麻酔科医師です。 今回は、学会公式ページからは読み取れない高階学会長の素顔をインタビュー形式でお聞きしました。これを読めば、学会参加の楽しさ倍増です!
【麻酔科医の醍醐味!】
麻酔を受けてもケガや病気は治りませんが、外科治療を受けるためには麻酔は必須で重要な役割です。本当は自分一人で麻酔をしているのが一番楽しいのですが、今は管理職として手術部、臨床工学部、材料部、サプライセンターの部長を兼務しており、管理している部署の面積の合計は断トツ院内一番です。これらいずれの部署も、医療を直接は行いませんがしっかり機能しないと病院の医療業務が全く成立しません。そのようなところが私の仕事の醍醐味でもあります。

座右の銘(行きつけのワイン酒場)

コッホ先生の机と椅子(ベルリンにて)
【休日は?おいしく食べる、飲むならワイン、動画はアニメ】
休日にしていること、したいことは①ヨメさんとおいしいものを食べる、②映画や音楽、アニメを楽しむ、③家のみ、飲むならワイン。行きつけのワイン酒場のトイレに貼っていた座右の銘となったポスターが右の写真、④コロナ禍前はジムで鍛えていたのですが。
(その他、ボーっとする、本を読む、家の片づけをするなどのお答えもありました)
【好きな場所、北海道とドイツ語圏】
北海道のサホロ(北海道のど真ん中)はパウダースノウが最高で、家族のスキーを現地に預け20年も通っているほどのファンです。
ドイツ語圏が好きなのは、当時世界最大の医療機器展示のMEDICAがデュッセルドルフだったので1990年代から毎年通っていたからです。実は私、医療機器展示会フリークです!!
ベルリンでは、RKI(ロベルトコッホ研究所)にあるコッホ先生の使っていた机と椅子、いいよと言われたので座ってみたのが右の写真。
ヨメさんの先生がウィーン大学にいらしたのでウィーンにも毎年のように通いました。ここは当然ワインがおいしい!
広報KS:私はウィーンで9月頃に大きなジョッキで飲む発酵中のワインにはまりました
高階:“Strum” 美味しいですよね。ホイリゲや屋台で飲むと最高です
【第51回学会の特徴は…看護とメーカー関係者の参加促進、HOSPEXとの連携】
力を入れているのはコロナ禍で減少した参加者、特に看護とメーカー関係者の参加を復活させること。そのため、看護の理事(注:この記事担当している私のことデス)には看護と病院設備に係る大きなセッションをお願いし、メーカー関係者にはイノベーションセッションを設けました。製品開発や改良の成果を発表していただく場で、メーカー名や製品名の公表も構いません。
今回、私はHOSPEXの展示実行計画委員長と学会長を兼務していますので、その強みを生かして連携を高めたいと思っています。医療材料物流等の自動化やDX化についての継続的な検討結果は、学会と展示会とで共有して提供したいと考えています。病院空調ガイドラインの改訂に関して学会でシンポジウムを企画していますので、関係企業からの展示や学会参加も期待しています。
高階学会長の多彩な趣味と学会への熱い思い、いかがでしたか。会場内では高階学会長にお気軽にお声をおかけください。ワイン談義もできるかも。
では皆さん、ビッグサイトでお会いしましょう。
広報委員 K.S