この度は、第50回日本医療福祉設備学会一般演題優秀演題賞を賜り、大変光栄に存じます。
本発表は多くの方と続けてきたこれまでの活動の成果であり、ご支援をいただいた皆様にはこの場をお借りして感謝を申し上げます。
私は日常生活の身近にも入り込んできたIoT技術を活用し、日々の診療をより安全に効率よく実施できるよう取り組みを行っています。
医療技術が進歩を続ける中、医療現場ではマンパワーに頼った診療がまだ多く行われている現状があると感じています。
さらにはCOVID-19の流行に伴い、病院での診療は変化を余儀なくされました。既存の手段のみでは医療者の負担は増える一方であり、余裕がなければ事故にもつながります。
今回発表した「光学文字認識(OCR)を利用したECMO遠隔監視システム」は、現状を改善する一つの手法として、取り組みを行ってきたものです。
今後とも医療の安全と質の向上に貢献できるよう、取り組みを続けていきたいと思っております。